エンブレイスジャパン : 荊のジークリット (Sigrid of the thorn)



【 エンブレイスジャパン : 荊のジークリット (Sigrid of the thorn) 】
発売元エンブレイスジャパン
発売日2013年05月末
サイズノンスケール(約240mm)
原型製作GILLGILL
価格\10,500(tax in)
満足度



量産化に際して、かなりの劣化があったようです。




   


   



岩場に座り込む蟹とフォークに跨がる蛙。


台座に比べると大きく見える箒。


着脱可能な衣類パーツ。







   


   



先端部分はハッキリせず、ぼやけています。


右足の分割部分はかなり目立ちます。


股間には箒を固定するための穴が設けられています。








エンブレイスジャパンと広瀬総士氏のコラボレーションによるキャラクター、「荊のジークリット (Sigrid of the thorn)」
不気味な森の奥に居を構える謎の魔女…といった雰囲気です。







顔の造形を見ると劣化が激しく、各所で公開されていたデコマスと比べて残念な事になっています。
また、全体のデザインは素晴らしいのですが、キャストオフした際の左腕や右脚の隙間が酷いです。


塗装は表現が素晴らしく、絵画のような印象を受けます。
ただし、キャストオフする際には色移りをする可能性が非常に高いため、要注意。
特にスカート部分は簡単に色を移すので、サランラップなどをスカートの内側に貼り付けるなどの対策が必須です。


付属品は台座(太い幹と蟹と蛙を含む)、箒、帽子。
箒は右脚やスカートの着脱といった手間が掛かりますが、取付マニュアルが付属しているので悩む事はありません。
ただし、箒の色が内ももに移る可能性があるので、その点には注意。







ディアボルス・インクリナタスデュラム・シェリフと比べて凝った衣装デザインや塗装は素晴らしかったのですが、
顔の造形の劣化が大きなマイナス点になってしまった作品。
また、デュラム・シェリフと同様にポスターなどは付属しないため、コラボレーションと言われてもピンと来ない面も。
フィギュアだけでははく、広瀬総士氏のイラストも拝みたいです。